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Archive for 3月, 2010

ギター雑誌 Playerの取材を受けました

月曜日, 3月 15th, 2010

ギター雑誌 Playerの取材を受けました

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド® 代表の佐々木です。

先日、ギター雑誌「Player」より取材の依頼を受け、私と、真空管聴き比べSOUND BARの制作でお世話になっているビジネスパートナーのDr.Subsonic氏がインタビューを受けさせていただきました。

「Player」は、ギタリストの方であれば、知らない人はいないと思いますが、最新ギター、アンプ、テクニカル情報等が豊富に掲載された月刊誌で、ギターに少しでも興味がある方でしたら、楽しく読むことができます。

インタビューの詳細は、発売されてからのお楽しみですが、私とDr.Subsonic氏とで、真空管と真空管聴き比べSOUND BAR の話を熱く語らせていただきました。

発売は、4月2日(Player 5月号)です。

興味のある方は、是非、書店で立ち読みでもされてください。

2010.3.15                        

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真空管コンサルティングの実際3(オーディオのお客様)

水曜日, 3月 10th, 2010

真空管コンサルティングの実際3(オーディオのお客様)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド® 代表の佐々木です。

本ブログでも真空管コンサルティングを何件かご紹介させていただいいておりますが、今回は、昨年末にお手伝いさせていただきました大阪府 H様をご紹介いたします。

H様には、掲載のご快諾をいただき心よりお礼申し上げます。

今回のコンサルティングは、真空管を全交換するのではなく、元々の真空管を活かしつつ一部交換するという点が特徴です。

それでは、ご覧くださいませ。

 

大阪府 H様からのメール

—– Original Message —–
From: *****
To: Sent: Wednesday, November 25, 2009 7:08 PM
Subject: 真空管選択のご相談とお見積もりの依頼
ヴィンテージサウンド様

 

 はじめまして。

 Hと申します。

 以下で、ご相談があり、メールしました。

 どうぞ宜しくお願いいたします。

 

【真空管購入のご予算】

 総額最大6万円くらい

【真空管アンプ種別】(該当を残してください)
・オーディオアンプ
【真空管アンプのメーカーおよび型番】

プリアンプ  AIR TIGHTのキット(Acoustic Masterpiece) C-101

パワーアンプ AIR TIGHTのキット(Acoustic Masterpiece) M-101

 両機種ともご教示いただければ幸いです。

 

【アンプの全真空管の構成(規格、ブランド、本数)】

C-101 12AU7A(EC832でも可) mullard cv40032 本      12AX7(EC833でも可)エ レクトロハー モニクス1本 

M-101 12AX7(EC833でも可) Ei ECC83 2 本         KT88(6550で も 可)曙光電 子 2本
※プリ管で8割、パワー管で2割の割合でサウンドが決定され ま す。ま
た、プリ管とパワー管の組み合わせのセ レクトが重要 となります。

【よく聴く(または弾く)ジャンル】(該当を残してください。 複 数回 答可)

・ジャズ
・ロック
・ヴォーカル
・j-pop
【現状サウンドで気になる点】

 いい音ではなっていると思うのだが、聞いていて楽しくない。 
ソースによっては、音がこもって(アタックが弱い)聞こえる。

 特に上記が希望しているものですが、可能なかぎり求めている の は、

 ・音色は明るめを希望

 ・演奏者の細かな気配が分かれば、なお望ましい

 ・クリアな音がよいのか、温かな音が良いのかは迷っておりま す。

 ・クラシックはたまに聞く程度なので、空間表現は優先順位の 上 位で はない

 ・メーカーに問い合わせたところ、音質に最も影響を与えるの は、

  プリアンプの12AXであるとの説明を得ました。
  文字だけでは、ニュアンスが伝わりにくいために、長文に なっ てし まい恐縮です。

 いくつか組み合わせの候補と音質傾向、および見積もり金額を ご 提案 いただけますと幸いです。

  どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

ヴィンテージサウンドからのご返信メール

 On 2009/11/27, at 12:53, 真空管専門店のヴィンテージサ ウ ンド wrote:

H様

大変お待たせいたしました。
ヴィンテージサウンド代表の佐々木と申します。

 

>【アンプの全真空管の構成(規格、ブランド、本数)】

>C-101 12AU7A(EC832でも可) mullard cv40032 本      12AX7(EC833でも可)エ レクトロハー モニクス1本 

>M-101 12AX7(EC833でも可) Ei ECC83 2 本         KT88(6550で も 可)曙光電

>【現状サウンドで気になる点】

>いい音ではなっていると思うのだが、聞いていて楽しくない。 
>ソースによっては、音がこもって(アタックが弱い)聞こえる。
真空管構成と現状サウンドのご感想より、ボトルネックとなっている
真空管は、12AX7 EH, 12AX7 Ei, KT88 曙光電子の3点と思 わ れます。

12AU7A Mullardというすばらしいプリ管のパフォーマンスを活かしきれていない構成です。

具体的には、EHは、中域強調系で、Eiおよび KT88 は、高域強調系
ですので、低音成分が極端に少なく、KT88は、こもる感じと な ります。

セレクト方針としては、12AU7A Mullardを活かすようにしま す。
【候補1】現状よりもワイドレンジになりますので、スケール感が 出 て、高域がキレイに出るようになります。
ジャズ等に好適。

12AX7 Mullard 1本双極マッチ 中ゲイン 真空管 PX12 7,400円

http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49079

12AX7 Mullard 2本マッチ 中ゲイン 真空管 PX12 【送料無料】15,400円
http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49084

KT88 JJ クリア 2本マッチ 中パワー 真空管 PX22 【送料無料】18,000円
http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_834_860_863&products_id=50830

総額 40800円

 

【候補2】候補1の1番目のプリ管をオリジナルのヴィンテージ管 に しました。これによりまして、厚み、粒立ちが
良くなり、深みが増したサウンドになります。

12AX7 Mullard オリジナル ヴィンテージ管 25,000円

http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49079

12AX7 Mullard 2本マッチ 中ゲイン 真空管 PX12 【送料無料】15,400円
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KT88 JJ クリア 2本マッチ 中パワー 真空管 PX22 【送料無料】 18,000円
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総額 58,400円
【候補3】候補1のパワー管をTUNG-SOLに変更。候補1よ り も、低域成分がやや多くなります。ワイドレンジで
ダイナミックなサウンドが特徴。

12AX7 Mullard 1本双極マッチ 中ゲイン 真空管PX12 7,400円

http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49079

12AX7 Mullard 2本マッチ 中ゲイン 真空管 PX12 【送料無料】 15,400円
http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49084

http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_834_860_863&products_id=50402
6550 TUNG-SOL 2本マッチ 中パワー 真空管 PX22 【送料無料】 17,600円

総額 40400円
【候補4】候補3の1番目のプリ管をオリジナルのヴィンテージ管 に しました。これによりまして、厚み、粒立ちが
良くなり、深みが増したサウンドになります。

12AX7 Mullard オリジナル ヴィンテージ管 25,000円

http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49079

12AX7 Mullard 2本マッチ 中ゲイン 真空管 PX12 【送料無料】 15,400円
http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49084

http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_834_860_863&products_id=50402
6550 TUNG-SOL 2本マッチ 中パワー 真空管 PX22 【送料無料】 17,600円

総額 58,000円

よろしくご検討くださいませ。

 

H様からのご質問メール

—– Original Message —–

From: *****
To: “真空管専門店のヴィンテージサウンド” Sent: Thursday, December 03, 2009 9:38 PM
Subject: 12AX7 Mullard のヴィンテージ管について
ヴィンテージサウンド代表 佐々木様

 先日は、ご相談に乗っていただいた、Hです。

 早速注文させていただいた、12AX7 Mullardを2本交換した と ころ、
問題点の全てが解決しました(正直、期待以上でした)。
これまで、ケーブルなどアクセサリーもいろいろ試しましたが、
「もっといい音で聞けるのでは」、とみじんにも思うことなく音楽 に浸 れたのは初めてです。
いつまで聞いても飽きないため、アンプのスイッチをオフにする こと がなかなか出来ず、
睡眠不足気味です。 

 使用している真空管と、求めている音質をお伝えするだけで、
分かりやすく問題点を指摘していただき、根拠を持って代替の真空 管を
勧めていただき、感服いたしました。
 今のままでも、十分なのですが、
次は、プリアンプに12AX7 Mullard の交換を考えておりま す。
(もし、今以上の音があるのならば聞いてみたい気持ちもありま す)
そこで、通常のものと、オリジナル ヴィンテージ管  25,000 円のいずれかで迷っております。
http://www.vintagesound.jp//index.php?
main_page=product_info&cPath=772_773_786_790&products_id=49079
(リンク先が異なり、上手く飛べないのですが、リンク先をお知 らせ いただければ幸いです)

  また、質問があるのですが、
ヴィンテージ管になると、通常の12AX7 Mullard の約4 倍の 価格です。
今回の交換は、通常のmullardでしたが、それでもパー フェ クトな変化が見られました。
もちろん、価格が4倍になると、音質も4倍になるとは考えて おり ませんが、
ヴィンテージ管との通常管の違 いを、もう少し具体的に教えていた だけないでしょうか?

  もう一点、私が従来から使用してた、12AU7A Mullard菅 はパ フォーマンスが高いとの
ご説明でしたが、その特徴を簡単にお知らせいただければ幸い です。

その後

H様には、ヴィンテージ管のMullardをお買い上げいただき、納品させていただきました。

H様 ありがとうございました。

2010.3.10                         

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真空管コンサルティングと特許の関係(最終回)

火曜日, 3月 9th, 2010

真空管コンサルティングと特許の関係(最終回)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド® 代表の佐々木です。

発明の資料を書けといわれても、そう簡単に書けるものではありません。第三者にもわかるような資料を作成するには、相当の文章力が必要とされます。一般的に、理系は、文章を書くのが苦手という傾向がありますが、私がかかわった発明者の9割は、理系のエンジニアですので、例外ではありません。

もちろん、発明者の中には、卓越した文章力をもって発明の資料を作成できる方もいらっしゃいましたが、ほとんどの発明者は、頭の中にある発明の半分も表現できていなかったと思います。

ここで、技術論文等の高尚な文章を書きなれている発明者(工学博士や大学教授等)であれば、さぞかし、発明の資料を作成するのもうまいだろうと思いがちですが、逆に、難解な専門用語が多すぎ、行間を読みきれないため、意味不明であることが多かったように記憶しています。

そして、私の仕事の流れとしては、発明の資料に基づいて、発明者と面談をして、発明の内容を完全に理解した後、特許明細書(発明の内容と権利範囲が記載されている書面)を作成して、特許庁へ出願します。

発明の面談では、発明者と技術的に対等にディスカッションできなければなりませんので、その準備が重要となってきます。前述したように、自分の専門外の発明がほとんどですので、事前に発明の資料に基づいて、その技術を徹底的に調べ上げ、理解して、問題点を整理してから、面談に望みます。

面談の際には、その技術を教えてもらうというスタンスでは、相手になめられてしまいます。その瞬間でいいから、専門家になりきることがポイントです。もちろん、ハッタリという意味ではなく、事前準備を万全にして、技術背景を含めて徹底的に理解するという意味です。

実際の面談では、一癖も二癖もある発明者もおり、限られた時間内で、いかに情報を引き出すかが、カギとなります。そのためには、コミュニケーション力が必要となります。発明者から情報を引き出せなければ、特許明細書を書くことはできませんので、こちらも必死となります。面談は、1件の発明につき1時間〜2時間くらいですが、この時間内では、発明の資料に書かれていない行間を引き出して技術的思想を理解した後、それをさらに発展させて、別の発明もいくつか提案する応用力が要求されます。

特許業界で売れっ子となるためには、発明者の発明をそのまま特許明細書に書いているようではだめで、発明者が思いもよらなかった発明を提案できて、発明を何倍にも膨らませることができる、という力が必要です。面談中は、あらゆる角度から、「こうしたらどうですか」、「これを付け加えてたらどうですか」という具合に、発明者に知的な刺激を与えつづけて、発明を発展させてゆきますので、面談が終了すると、最初の発明の資料に対して、何倍もの発明が出来上がります。まさに、発明者と特許担当者とのシナジー効果です。

特許時代にこのような面談を2000件近くやってきた経験が、今の真空管コンサルティングに非常に役立っています。発明か真空管サウンドという違いはあれど、相手から情報を引き出し、それに解釈を付け、ゴールを目指してアドバイスするという点では、今も昔もやっていることは変わりません。そういう意味では、特許屋も真空管屋も似たような業種であるのかもしれません。

特許業界を離れてからは、第三者がした発明の特許明細書を書く機会はなく、もっぱら、自分がした発明(真空管のエージングやバイアスフリー倶楽部)の特許明細書を書くことばかりです。

自分の発明の場合には、アイディアが溢れるように出てくるので、一旦書き始めると、なかなか終わらないのが難点ですが、通常20〜50万ほどかかる特許出願費用を無料にできますので、経営的に助かり、まさに、「芸は身を助ける」とはこのことです。

真空管コンサルティングとして飯が食えなくなったら、特許コンサルティングに転身します。

というのは冗談ですが、特許に興味がある方がいらっしゃいましたら、真空管話のついでに特許のことをお聞きいただければ、コンサルティングします。

もちろん、無料で。

2010.3.9                        

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真空管コンサルティングと特許の関係(その2)

水曜日, 3月 3rd, 2010

真空管コンサルティングと特許の関係(その2)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド® 代表の佐々木です。

特許の場合、1発明につき最低1人の発明者がいます。私が扱った発明のほぼ100%は、職務発明です。職務発明は、企業等の従業員がした発明のことで、個人発明と区別されます。有名な青色発光ダイオードは、職務発明です。

より正確には、特許法第35条第1項に職務発明が定義されております。

同項では、「使用者、法人、国又は地方公共団体(以下、「使用者等」という。」は、従業者、法人の役員、国家公務員又は地方公務員(以下、「従業者等」という。」)がその性質上当該使用者等の業務範囲に属し、かつ、その発明をするに至った行為がその使用者等における従業者等の現在又は過去の職務に属する発明(以下、「職務発明」という。)について特許を受ける権利を承継した者がその発明について特許権について通常実施権を有する。」と規定されております。

企業においては、研究開発者、技術者はもとより、営業、一般事務の方も発明をしますが、発明は、実体が無いものですので、客観的に第三者がわかる形にする必要があります。

具体的には、発明者は、ワードやエクセル等を使って、文章と図面を使って発明の説明資料を作成します。ちなみに、発明は、特許法第2条第1項に定義されております。

同項には、「この法律(注:特許法)で「発明」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作のうち高度のものをいう。」と定義されております。

自然法則(例えば、ニュートンの運動の法則)を利用していることが要件ですから、人為的な取り決めや、経済学上の発見等は、発明になりません。自然法則を利用しない例としては、数学の公式、課税方式等です。

また、技術的思想の創作のうち高度であることも要件ですが、「高度」は、実用新案と区別するためのものです。特許では発明といい、実用新案では考案といいます。

ちなみに、考案は、実用新案法第2条第1項に定義されており、上述した発明の定義において、「発明」が「考案」と読み替えられているとともに、「高度」が削除されております。

同項には、「この法律(注:実用新案法)で「考案」とは、自然法則を利用した技術的思想の創作をいう。」と定義されております。

ここで問題です。

発明と実用新案における「技術的思想の創作」の範囲は、どちらのほうが広いでしょうか。

答えは、実用新案のほうが範囲が広いのです。

発明では、「高度」という限定があるのに対して、考案には、このような限定がありませんので、高度はもちろん、低度も含まれているからです。

なお、現在の実用新案権は、無審査で登録される粗製濫造タイプの権利であるため、審査を経て登録される特許権に比べて、問題点が多く、特許事務所等のようなプロフェッショナルの世界では、実用新案で出願することは特別な事情が無い限りまずあり得ません。

特許事務所では、実用新案に該当するような考案であっても、発明として特許出願します。

話を戻して、発明者は、発明の説明資料を作成したら、それを特許部または直接特許事務所へ渡します。この発明の説明資料こそが、発明を理解する入り口です。

実は、この発明の資料というものは、非常にクセモノなのです。

つづく

2010.3.3                         

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真空管コンサルティングと特許の関係(その1)

火曜日, 3月 2nd, 2010

真空管コンサルティングと特許の関係(その1)

こんにちは、真空管専門店 ヴィンテージサウンド® 代表の佐々木です。

真空管のコンサルティングにおいては、お客様のお話をたくさん聞かせていただくことが、より良い音作りへの近道だと思っております。お客様が真空管に何を求めていらっしゃるのかを把握できれば、コンサルティングの9割は、達成されたと同じで、残り1割は、ご希望条件に沿った真空管をお薦めするだけです。

お客様の中には、うまく伝えられない方もいらっしゃいますが、時間をかけて私のほうからアプローチすることによりまして、最後には、意志疎通をとることができます。

特に、コンサルティングの対象が「音」という、非常に抽象的なものであるため、その表現方法が難しいという事情もあると思います。

しかしながら、お客様の頭の中には、「こうい音にしたい」というはっきりとしたものが必ずありますので、それをいかに引き出すかが腕の見せ所です。

どのような仕事にも通じるのですが、コンサルティング力は、コミュニケーション力だと思います。私がコミュニケーション力に磨きをかけた修行期間は、特許業界の10年間です。この10年間は、私のビジネスキャリアにとって、かけがえの無いもので、成長させていただいた貴重な時間でした。

簡単に言うと、特許の仕事は、発明を理解して、発明を文章化することです。こう書いてしまうと、いわゆる代書屋だと思われる方もいらっしゃいますが、次元が全く違います。

まず、最初は、「発明を理解する」ということがいかに困難であるかを思い知らされます。というのも、自分の専門分野以外の発明がほとんどだからです。特許業界では、電気系、機械系、化学系にカテゴライズされており、私は、電気系でした。電気系といっても、弱電、強電、通信、光学、音響等という具合に非常に守備範囲が広く、全てに精通するというのは不可能です。

しかしながら、日々の特許業務では、発明の内容を選ぶことができませんので、電気系であれば全て担当しなければなりません。逆に言うと、これはできない、あれはできる、ということを言っていたのでは、特許業界では使い物にはなりません。

しかも、クライアントは、大手電機メーカー、IT企業、国の研究機関等であり、発明の内容は非常に高度なものが多く、素早い理解力がものをいう世界です。

1件の発明は、1〜3日で理解し、かつ特許明細書として文章化します。発明の内容にもよりますが、A4でおよそ20ページ、図面がおよそ10枚くらいの特許明細書を作成します。

この特許明細書を、日替わりよろしく、月に10件〜15件くらい処理します。ですから、毎回発明の内容が日々変わりますので、頭の切り替えも必要になってきます。

私が実際に担当した案件ですと、「ミサイルの近接信管」→「携帯電話機の受信回路」→「インターネット販売システム」→「プリンタのサーマルヘッド制御回路」→「電子ピアノの鍵盤制御装置」→「光スイッチング装置」→「ハードディスク装置」等という具合に、めまぐるしく変わります。

もちろん、専門分野以外の発明は、最初は、全く判りません。

理解できないと、文章化することはできません。

どのようにして理解するのでしょうか。

次回につづく。

2010.3.2                         

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